加藤直仁(かとう なおと)さん
「あれ?この人見たことある」と思った人も多いはず。
糸魚川の冬の風物詩となったイベント『糸魚川荒波あんこう祭り』の糸魚川会場で
豪快なあんこうの吊るし切りを披露しているのが加藤さんだ。
高校生の頃、アルバイトで魚の卸売業を経験。卒業後、製造業や営業職などを経て再びこの世界へ。今では、市内のほとんどのスーパーから魚の仕入れを任されている。
あんこうの吊るし切りは、見よう見まねで覚えたそう。
「左利きということもあり、ほとんど我流ですね」と笑う。
今週末は、ヒスイ王国館で開催される『糸魚川これ、え~ねか博』に出店。
鍋料理に最適なアンコウ、ゲンギョ、ガンコなど旬の地魚を販売する。
きれいに整えられた口ヒゲがトレードマーク。男らしく寡黙な印象だが、
魚のことや物流の仕組みなどをわかりやすく教えてくれる、気さくな営業部長だ。